wrapped
撮影が終了しました。やっと、やっと、、、!!!
Jamesと私が一番最後に終わり、結局夜までかかって”Eriko's wrapped!”と Paul が叫び、私は感激で胸がいっぱいになりました。Jim が嬉しそうに ”We did it!!” と向き合った私の目を見て言い, 私たちは抱き合って喜びました。そしてすぐ横には Rod が立っていてくれて、その瞬間私たちの間に言葉を使わなくてもわかる気持ちが流れていました。Tim と言葉を交わした後はもう写真大会になり、crew の皆またワーカーのメキシコ人達の写真攻めにあい、すべて終えてロスから来ていた友達と共にトレーラーへ向うと、様々なものにサインをして、待っていてくれた迎えの車に乗り、セットを後にしました。
ホテルへ戻ってから、今度は友達とジムの家に行き、ちょうど Boys だけで盛り上がっていたシネマトグラファーのロブと、ポールとジムに加わり、私達も少しお酒をいただき、これまでのデュランゴでの日々を思い返しながら、楽しいひとときを過しました。
そしてホテルへ戻り急いで荷造りをし、2ヶ月分の荷物はさすがにいっぱいでしたが、迎えの車に乗り眠る間もなくデュランゴ飛行場へ。Jim と Rod と同じ飛行機で、仲良く一緒に帰ってきました。
たくさんのことを学びました。これまで日本で多くのドラマや映画の撮影を経験していても、アメリカでの初めてのスタジオ映画は、2か月半に渡っての言葉も通じない場所でのロケに、最初は不安で泣きそうになっていたのですが、終ったあとの充実感と達成感、皆で一緒にやり遂げたその濃い時間は、つらかったことも全部忘れてしまうくらい、幸せな気持ちでした。
これからは、どんなに大変な撮影でも、場所であっても役であっても、必ず終わりが来るんだと知って望むことができると思いました。日本でいろいろな作品に携わってきてそんなことはわかっていたはずなのに、知らない言語で、日本人のいないところで、ひとりきりで経験したそのすべては私にとって新しくて、赤ちゃんのように素肌からいろんなことを感じていたように思います。